2013年10月6日日曜日

12 会社を追い出されたぜ

2011年5月19日、システムさんに言われていつもより30分ほど早く出社しました。
するともう社長と経理:Yが来ています。こんな早く来てるの初めて見たよ。

そしてですな、私の机からPCが撤去されていました!
「これはどういうことですか?仕事ができないじゃないですか!」と当然抗議。
「君にはもう仕事をしてもらう必要はない。事務所の鍵を置いて私物をまとめて出て行け!」と叫びましたね。

はぁ?

予想通り!私は用意してきたボイスレコーダーを取り出し「では後々私が勝手に出て行ったということにされないように、こちらに録音させていただきます。さあ!これに向かってもう一度言ってください。そうしたら荷物をまとめますよ。」
ふん、お前たちのやりそうなことはお見通しなんだよ。
録音ボタンON!

この時の社長はまさしく『苦虫を噛み殺した』表情。舌打ちもしたな。
経理:Yは社長に声を出さないように首を必死に横に振ってます。

社長は口をもごもごさせながら何かつぶやいています。

「すみませんが、何を言っているのか全く聞こえません。聞こえるようにお願いします。」

またしても舌打ち。
しばらく沈黙。
しかし状況が動かないと思ったのかやっと口を開いた。
「…事務所の鍵を置いて私物をまとめて帰れ」(小声)
「分かりました。社長直々の業務命令として自宅に帰るとします。」

実はシステムさんは私の向かいの席。
しかしここでシステムさんに迷惑をかけることをしたくなかったので全く声をかけませんでした。
目配せはしましたけど。
意図は分かってくれたお陰でシステムさんは終始無言。
つまりこの録音を聞かれてもシステムさんの存在は無いのです。

机の中を片付けている途中もずっとボイスレコーダーは回しっぱなし。つまり威嚇です。

腹が立つので綺麗に整理しておいた名刺ファイル(個人で買った)から全ての名刺を取り出し、机の中にバラバラと入れてやった。
そしてそのファイルをカッターで切り刻んで捨てる。
持って帰るのは重いけどお前らには使わせてやんないよ、の意思表示。
というパフォーマンスまでやって片付け終了。

この後、社長から「解雇」の言葉を引き出すべく押し問答があったんですが、途中で経理:Yが「そんなくだらないことで仕事の邪魔しないでよ」などと言い出す始末。
従業員1人辞めさすのがくだらないだと?
こいつ最悪なヤツだなー!という一幕もあったんですがね。

最後に 「社長命令ですので、今日はこのまま帰りますが、今後のことについてはどうすればいいですか?」
「しかるべき機関に相談して、処遇を内容証明で送る。それを待つように。」
「内容証明はいつ送ってもらえるんですか?」
「数日中に…」(いつものバカデカイ声はどうした?って聞きたくなるくらいの小声w)
「了解しました。では今日はこれで失礼します。」

まぁ、正直重い荷物持って(私物多かった…)会社が入っているビルを出た時は涙が出そうになったんですけどね。
その足で管轄の労働基準監督署に向かったのは自分でも根性あると思ったわ。

平日の午前中、2,3人待って順番が来ました。

昨日1回相談しているものだからスムーズに説明出来ました。
そして今日のことまで事細かに説明。
やはり『給与遅配』は重大な法律違反。依頼をしてくれればすぐにでも指導の手配をすることができるとのこと。
役所がすぐに動くよって言ってくれるのってすごくない?
ただし今日の一件について明確に『解雇』という言葉が出なかったので解雇予告手当などの指導は微妙。
できれば社長が送ると行った内容証明を待ってみてはどうだろうか。と提案されました。

そっかー、やはり『解雇』という言葉は必要だったか。
まぁ、内容証明で何を言ってくるかが不明なので待つことにしました。

これが数日どころか1週間待っても来なかったんですよ。

0 コメント:

コメントを投稿