2013年10月6日日曜日

20 労働審判第二回目

楽しい学校生活の傍ら、労働審判第二回目への準備をしなければなりません。

あの相手方から提出された答弁書への反論書の作成です。 もう、嘘ばっかり書いてましたからひとつひとつ事実ではないことをきっちり書いていく作業だったんです。

もちろん相手方が離職者への各種手続きを怠ったことも全部記載。
日付が分かるよう離職票(提出日が離職日からかなり経過している)も証拠書類として添付。
こういうのも全部証拠になるからすごいねー。

センター:Yさんのご協力のお陰でしっかりとした物が出来上がったと思います。 裁判所には少し遅目、5日前に送付しておきました。 相手方になるべく準備させないためです。

そして第二回期日、10月20日です。
学校休みたくないんだけどなと思いつつ午前中開始だったので終わったら行く用意して臨みました。
今回はスケジュールの都合がついてセンター:Yさんが着いてきてくれました。
「こんな悪いことする相手方の顔見ときたいしなー」とすごく頼もしく思いました。

ところが、またもや相手方が来ないんです。
時間になって事務官さんが待合ソファーに来られました。
「先ほど欠席されるとの連絡がありました。今回もお一人で審判へお入りください。」

はぁ?
さすがに動揺しましたよ。
え?何?裁判所の出頭命令を完全無視ですか?
ありえないよ。

と思いつつふらふらと労働審判の部屋へ。
入って行くと審判員の皆様も変な表情になってました。

着席をすすめられたものの今回は審判員の皆様も戸惑っておられるようで1,2分沈黙がありましたもん。
「さて、どうしましょうか?」と裁判官。
やっぱり異常事態なんだ。
「あの、こういうことってあるものなんですかね?」と聞くと、左側に座っていた審判員の方が「司法を軽んじているとしか思えない行動です。私も正直驚いていますよ。」と静かに言いました。
多分お怒りになっていたのだと思います。

一応私が提出した反論書をもとに色々質問されては答えるという状態に。
45分ほど話をした後、裁判官さんから「KiKiさんはどうされたいですか?このような事態なので相手方の棄権とみなし、この場で審判としても良いんですが。」と言われました。

私って諦めが悪い性格なんですよね。
「労働審判は基本的に3回行うものだと聞いています。最後の1回、相手方を待ってみたいのですけど良いですか?」と言ってしまいました。

裁判官さんとお二人の審判員も深く頷き、第3回の期日を決めこの日を終了しました。

裁判官さんとお二人の審判員は私しかいないにも関わらず、決して公平な態度を崩さずにきています。
ここで終わるとしても自分に有利に審判が下るとは思えず不安だったのもありました。

部屋を出て、そういったことをセンター:Yさんに伝えました。
「裁判官が○○さんだからね。クールなんだよな、あの人。面倒だけどもう一回って言って良かったと思うよ。」と言ってくれました。

そう、異例中の異例。
2回目も相手方の欠席という結末だったのです。

第三回目は11月22日、これで最後です。

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