2013年10月6日日曜日

17 労働審判の申し立て

ハローワークの職業訓練校に行くことを決めたり、見学に行ったり、試験を受けたりしている間に労働審判申し立ての準備はどんどん進んでいきました。

申立書の作成です。
センター:Yさんの話によるとこの申立書の内容と添付証拠が一番重要ということなのです。
なので全国の案件に対応している忙しいセンター:Yさんに書いては添削→修正の繰り返しを行い、間に3回会って打ち合わせもし、証拠になるものをどんどん入れていきました。

そして申立書を作成し始めて約1ヶ月半、8月10日に裁判所へ行き、申し立てを行いました。
生まれて初めての裁判、弁護士つけずにやることになるとは夢にも思いませんでしたよ。
でもお陰でかかった費用は印紙代のみ!
1万ちょっと程でした。
センター:Yさん、本当に感謝です!!! 内容と請求金額で印紙代は変わるらしいです。
申立書の正式受理は裁判所で内容を確認してから正式になるらしく、この日は事務官の方があらかたチェックして終わり。

お盆期間に入ったので次に裁判所から連絡が来たのは8月17日でした。
「1箇所だけ修正が必要です。印鑑を持って修正に来てください。」とのことだったのでその日の夕方行ってきました。

修正はちょっと日本語があやしいところがあったのでその部分だけを修正。
内容がおかしいとかではなかったので良かった。
そして無事受理されました。

裁判所から正式に相手方へ出頭命令が行き、労働審判第1回目は9月28日に行われることになりました。

何でこんな先になったのかというと、ものすごく案件が多くて混んでいるんですって。
世の中労働問題で争っている人って多いんだと感じました。
ちなみに私の申し立ては今年度に入ってからの番号で100を超えてましたもん。
このままのペースで行くと本年度は大阪だけで過去最高200件を超えるらしいです。すげー。

で、肝心の申立書の内容です。

もともとは給料未払い分を支払え、と突然解雇したんだから解雇予告手当も支払え、という内容でいくと思ってたんですね。
しかし解雇の仕方が不当すぎるので、地位確認(解雇無効、及び従業員として労働契約上の権利を有する地位の確認)と 賃金請求(解雇以降の未払いとなっている賃金の請求)を求めることになりました。

これで申立したので請求金額が跳ね上がることになったんです。
センター:Yさんの話は、私のケースでは真っ当な申し立て内容なので裁判所が受理しないわけがないから大丈夫とのこと。
そしてその通り、裁判所側で請求金額の最終計算を行ってくれてそれを申立書に記述し正式に申立となったんです。 元々請求しようと思っていた3倍の金額になりました。
話が大きくなってきたなー。

まぁ、これから失業保険切れて学校に6ヶ月通うわけだし、真っ当な請求なら強気で行こうと思いました。
失業保険の方は何と会社都合解雇でその間に何件か応募したりもしたので60日間も延長されたんですよ。
実際に7月の半ばに初回が支給されて約5ヶ月間分ありましたから、年明けまで失業保険を受け取ることができたんですね。 すっごいありがたかったです。

あと、健康保険は会社都合解雇で国民健康保険に切り替わった場合、最長2年間すごく安くで加入できるんです。
解雇控除とかいうらしい。
市役所の方がものすごい同情してくれながら丁寧に説明し処理してくれました。
歯医者も無事通えましたし。

市役所の年金課でもすっごい同情されて「支払いを待つことも出来ますよ」と色々アドバイスもいただきました。
市民税にいたっては会社から通知が来ないと残り分の支払い書をを作ることができないので気長に待っててくださいですって。

失業保険もらっているんで扶養に入れないからその間、自分で色々支払うんです。

なので弁護士立てずに労働審判するっていうお金をかけない方法をとれたのは本当にありがたかったんですよ。

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